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© ISETAN MITSUKOSHI PROPERTY DESIGN LTD.

CRAFT

匠の技が生む
ジャパン・ラグジュアリー

悠久の歴史のなかで、磨き上げられてきた伝統工芸の匠の技。そして、弊社直営の木工家具工場「三越製作所」をはじめ、国内最高峰の専門的な内装技術を有する職人たち。「三越伊勢丹プロパティ・デザイン」には、“良いものを永く”という信念をともにする、心強いパートナーたちがいます。私たちが目指すのは、承継された伝統技術や先進のテクノロジーに、日本の美意識と時代の感性を織り込みながら、上質と安らぎに満ちた住まいを作ること。お一人おひとりのお客さまの理想を叶えるオーダーメイドによる手仕事を通じて、未来へと継承する本質的な美を宿したジャパン・ラグジュアリーを創造していきます。

MITSUKOSHI SEISAKUSHO

WOOD WORK

三越製作所

木工

1910年(明治43年)、「三越」の前身である「三越呉服店」の家具加工部からはじまった弊社直営の木工家具工場。日本の近代化がはじまった時代から、室内装飾と一体となった特注家具を中心に、木取り・組み立て・塗装といった全工程を自社工場で担う。「100年先も誇れる家具と建装を。」を合言葉に、ファイブスターホテルや商業施設の建装、住環境の内装まで、環境に配慮したサステナブルなもの作りを行なっている。

MIYAZAKI MOKUZAI KOGYO

WOOD WORK

宮崎木材工業

木工

1856年(安政3年)、初代宮﨑安兵衛が京都御所南の夷川通で京指物師として創業。木箱や箱火鉢をつくる工房からはじまり、明治期に内国勧業博覧会に出展した飾棚を皇后陛下が購入したことが契機となり、皇室の家具を数多く手がける。戦前に豪華客船の内装を手掛けたのを機に、建築内装業へと発展。伝統的な京指物の技術を承継しながら、内装・家具製作に加え、現在はオリジナルの不燃木材の開発なども行っている。

NAKAMURA HYOSO

PAPER HANGER

中村表装

クロス・壁紙

1865(慶應元)年、創業。経師業(掛け軸・襖・額装等の表装業)を中心に事業をはじめ、現在は壁装仕上工事に特化した事業を展開。日本で流通する壁紙の99%がビニール壁紙といわれる中、機械化の難しい壁装施工において、顧客満足度を追求した仕上がりで現場をおさめるスペシャリスト集団として、幅広い商材で抜群の実績を誇る。また、毎年新卒を採用し、5年間全寮制で集中して技術研鑽に励む育成環境を整えるなど、後進の育成と伝統技術の継承にも力を注ぐ。

LINEA TALARA

ORDER MADE KITCHEN

リネアタラーラ

キッチン

1991年(平成3年)創業のプレミアムオーダーキッチンメーカー。ユーザーの理想のキッチンを叶えるべく、徹底したヒアリングからプランニングをスタート。製品の製造は、材質の精査から、裁断加工、細部の仕上げ、表面加工に至るまで、確かな技術と経験を持つ自社工場にて完結。また、キッチンのほかにも、化粧台、家具等の設計・製造・販売や施工家具、調度品、什器のデザインの製造並びに販売も行っている。

BAINCOUTURE

ORDER MADE BATHROOM

バンクチュール

バスルーム

1908年(明治41年)、石川県金沢市にて洋食器メーカーとして創業した「ニッコー株式会社」が手がけるハイエンドなバスルームブランド。「MORE than BATHROOM」というコンセプトのもと、システムバス構造でありながら、規格にとらわれずユーザーのニーズに応え、バスルームの企画・デザインから設計、製造、施工までをフルオーダーで行う。バスルームとサニタリーの境界を限りなくなくした空間提案にも定評がある。

MOMENTAM FACTORY ORII

COPPER COLORING

モメンタム
ファクトリーオリイ

金属着色

1955年(昭和30年)、日本を代表する鋳物の一大産地として知られる、富山県高岡市に「折井着色所」として創業。以来、伝統工芸「高岡銅器」の最終工程である着色に特化し、美術工芸品や仏具、銅像など、さまざまな銅製品の着色を手がける。現在は、その伝統技術をさらに進化させ、独自の発色技術を開発。オリジナル商品の製作やホテル、レストラン、商業施設で使われる建築資材の開発にも積極的に取り組む。

ITOKO

SILK GLASS

伊と幸

絹織物・ガラス

1931年(昭和6年)に京都にて創業。日本の絹の白生地メーカーとして、御皇室御用達の後染め生地も手がけるなど、美しい意匠と品質にこだわり抜いたものづくりを行う。2013年(平成25年)に、熟練の職人の感性と絹の伝統美を空間に転用するべく、空間装飾材「絹ガラス」を商品化し、インテリア業界に進出。その他、絹アクリル・絹障子等、現代の産業技術とコラボレーションした新製品開発にも力を入れている。

WAJIMA KIRIMOTO

LACUERWARE / WOOD WORK

輪島キリモト

漆・木工

石川県輪島市で江戸時代後期に創業。明治・大正にかけては輪島漆器製造販売を営み、昭和の初めに木を刳ることを得意とする「朴木地屋・桐本木工所」に転業。やがて特殊漆器木地をはじめ、家具全般をも手掛ける設備を整え、7代目・泰一の代となって商号を「輪島キリモト」に変更。木地業を生業にしながら、漆の器、家具、建築内装に至るまで、現代のライフスタイルに溶け込むようなものづくりに挑戦している。

TANIHATA

KUMIKO ZAIKU

タニハタ

組子細工

1959年(昭和34年)、富山県富山市にて創業。飛鳥時代より現代に受け継がれる、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける伝統工芸「組子細工」にて欄間を製作。1977年には、全国建具展示会にて「内閣総理大臣賞」を受賞。2017年には、世界的に最も権威のあるデザイン賞のひとつである、ドイツの「iFデザインアワード」で金賞を受賞するなど、その卓越した技術力で国際的に高い評価を獲得している。