2026.08.07
商業施設 / 家具
画像は足尾銅山記念館に属するものです
施工
家具製作
物件名 足尾銅山記念館
所在地 栃木県日光市足尾町2281-1
施工 株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザイン
納品 2025年4月
栃木県日光市足尾町にある「足尾銅山記念館」は、足尾銅山の歴史や文化、そして古河グループの歩みを紹介する展示施設です。古河グループ創業150周年事業として、1911年に建てられた「旧足尾鉱業所」の建物を往時の場所に復元し、2025年8月8日に開館しました。
館内は8つの展示室で構成され、創業者・古河市兵衛の足跡や銅山開発、最新技術導入による町の発展、日本の公害の原点となった鉱害の発生と克服、緑化活動まで、歴史の変遷を包括的に学ぶことができます。
当社は、この記念館に設置される家具の復元・特注製作・修繕および施工を担当しました。
・復元(2アイテム・22点)
実物が残っていなかったカーテンとカーテンレールは、白黒写真をもとに復元。三越製作所ではカーテンレールのリングまで忠実に再現しました。
・特注製作(9アイテム・12点)
傘立て、応接家具、スツールなどを新たに製作。傘立ては「傘を入れて蓋を閉じた際に中が見えない」というご要望に沿い、機能性と美観を兼ね備えた設計としました。
・修繕(5アイテム・10点)
「古河掛水倶楽部」に保管されていた家具を移設し、展示と実用の両立を図りました。当時の風合いを残しつつ、欠損部は補修、色味を整えることで意匠性を保持。さらに脚や天板の補強を行い、安全性を確保しました。
当社は、歴史的価値を持つ空間にふさわしい家具を、修繕・復元・新規製作の各面から提供。意匠性の維持と安全性の確保を両立し、未来へと受け継がれる文化財の魅力を支えています。
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