2026.08.07
家具
家具製作
物件名 登録有形文化財「幻戯山房(旧角川家住宅主屋)」
所在地 東京都杉並区荻窪3-14-22
納品 2026年1月
荻窪三庭園のひとつ「角川庭園」は、日本文学研究者であり角川書店創業者の角川源義氏(1917–1975)が暮らした邸宅を、杉並区が寄贈を受け2009年より一般公開しています。
角川源義氏の旧邸宅「幻戯山房(すぎなみ詩歌館)」は、源義氏の俳句仲間でもあった建築家・加倉井昭夫氏によって設計された近代数寄屋建築の名作であり、1955年に竣工した建物で、2016年に国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。
当社は、自社家具工場「三越製作所」にて、邸宅に残る丸テーブルの修繕を担当しました。ご依頼は「既存素材を活かし、使用当時の雰囲気を再現したい」というもの。脚の締め直しや補強、幕板のタッチアップなどを行いました。当時の写真や製作図が残っていない中、時代背景や類似事例を参考に仕様を推測し、細部まで検討・調整を実施。文化的価値を損なわないよう、熟練の技術と知見を活かしました。
Photograph(外観写真):TAKEHIRO GOTO
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