【実績紹介】銀座静香庵 NIIGATA GRAND HOTEL

IMPD業務

デザイン

施工

物件名　銀座静香庵 NIIGATA GRAND HOTEL

所在地　東京都中央区銀座6-12-12　サクラマークス銀座612　3F

施工　　株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザイン

竣工　　2024年6月

銀座静香庵 NIIGATA GRAND HOTEL

2024年7月に東京・銀座にオープンした新潟の和の心を伝えるレストラン「銀座静香庵 NIIGATA GRAND HOTEL」において、当社は設備・内装設計、施工を担当させていただきました。

エレベーターを降りたお客さまを出迎えるエントランスは、高度な職人技術が求められる特殊な左官仕上げの「左官絵」で、印象に残るお出迎えを演出しました。入口の引戸は店内の光が漏れ、中の雰囲気が伝わってくるよう、シンプルな縦格子の建具にしています。

一方でカウンター周辺は、インパクトがあるデザインに。オープンキッチンにしてお客さまにお料理の味だけでなく、調理のライブ感を目や肌で味わっていただけるよう、舞台に見立てて演出しています。フードを隠しつつフード自体に意匠を施し、間接照明を用いることで空間のアクセントとしました。川の流れ、山の稜線、または包丁の刃紋をイメージさせるような唯一無二な質感を、アートで表現し「大人の遊び心」を持たせています。カウンター天板は、日本料理屋らしさの演出のため昔から俎板で使われるイチョウの木を採用し、九州まで探しに行った極厚の１枚板のイチョウの無垢材を使用しました。

個室には、川の流れ、山の稜線、降り注ぐ桜など抽象的な流れをイメージしたオリジナル組子デザインの建具を用いて、来店されたお客さまの目を楽しませます。さらに天井には、意匠性のある格天井を用いて、壁面を間接照明などで演出することにより、空間に動きを持たせました。テーブル天板は、入居ビル名である「サクラマークス」にちなんで桜の木を使用しています。

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