ISETAN MITSUKOSHI PROPERTY DESIGN

技術の伝承

ヒト
モノ

NCルーター班

三嶽 達夫
三嶽 達夫
S39年入社
思うのは、目に見える数値や文字を指導するには限界があり、というよりも出来てあたりまえのこと、即ち教えるに「必要のないもの」と考えます。仕事を進める上で必要なものは『目にみえないもの」。
それは個々の考えややり方を認め、受け入れ、チームで価値観を共有することだと思います。
お互いに認めあうことによってそこに先輩・後輩関係なく「学び」が生まれ、ひいては会社全体の生産性があがると考えるので、後輩には積極的に自分の意見を述べ、そして相手の意見に耳をかたむけるよう言っています。
今の若い後輩たちは少々保守的な感もありますが・・・。自分ひとりで仕事や会社は成り立っているものではないので自分のテリトリーだけを固めるのではなく、自分がどう行動すれば会社全体がよりいっそう働きやすくなるのかを考え、行動してほしいと思います。
三嶽さんは、仕事を1つの課題としてとらえ、一緒に問題解決していきながら作業を進めます。
「仕事のやり方を全部やり方を説明してしまうと、 本人のオリジナリティがなくなるから」といって、1から10までは教えてはくれません。
でも質問すると、すぐに的確にこたえてくれる頼れる先輩です。
小西 陽二
小西 陽二
H15年入社

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イス

浦山 智
浦山 智
S60年入社
自分も、武岡くんも家具組み立て班から椅子班に専門を変わった経歴が一緒なのでその仕事内容の違いからくる疑問や気づきをを共有しながら、足りない部分を 伝えていってるという感じでしょうか。
基本的にまっすぐなものが多い組み立てと、曲線が主の椅子のつくりでは、接着剤や道具、仕上げほぞの固め方など、様々な違いがあります。
その違いを伝え、そして実際に感じてくれればいいなと思っています。
家具組み立てを経験してから椅子班へ移動しました。
椅子は実際に人が座るものなので、より強度が大切であることを教わりました。一言で強度といっても、ほぞの加工によって得る強度、木目の方向で変わる強度など、その内容は大変奥の深いものです。
椅子はそのフォルムも曲線であることが多いため、なかなか図面上での数値ではあらわしきれないものがあります。そこはやはり先輩の仕事をみて「感覚」や「加減」を学ばせてもらっています。
武岡 秀幸
武岡 秀幸
H10年入社

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組み立て

福田  光位
福田 光位
S37年入社
2年ほど前に指導しました。女性に技術を伝えるのは、私にとっても初めてのことでしたので、どういう風になるのかわからなかったのですが、戸田さんともう一人高畑さん、二人とも、とてもまじめで、一生懸命仕事に取り組んでいました。
それに女性ならではのこまめさと丁寧さ、几帳面になんでもこなすところはこちらも感心させられたところです。どうしてもカンナをひいたりする力を要する仕事は苦戦していました。
これは、道具を(刃を)特にいいものを使うように、そして手入れをするよう指導しました。刃がよければ、力をそんなに入れなくても硬い材料がきれいに削れるからです。
二人は、今も研究熱心で、がんばって仕事をこなす大事な戦力です。
福田さんは、本当にたくさんのカンナを使い分けて仕事を進められるので、すぐに作業台がピラミッド状に重ねられたカンナだらけになっています。そんな、たくさんの道具を操り、道具を大事にされる福田さんが私の初めての師匠です。
1対1で細かく指導していただいたことは今でも仕事の基礎となり、私を支えてくれています。
男の職人さんに比べて力がない私に「カンナは腰でひけ」と、硬いナラの材料をひたすらカンナ削る練習をしたり、ひときわ道具を大切にする福田さんに、道具の手入れの仕方を教わったり。本当感謝しています。
戸田 まふゆ
戸田 まふゆ
H20年入社

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張装

半澤 勇
半澤 勇
S63年入社
まだ張装に携わって日も浅いので、今は教えることも初歩段階といったとこころでしょうか。基本的には、自分の経験に基づいた感覚を養いどんどん腕がみがかれていくものなので、手とり足とり教えるものではないと考えています。
ただ、始業少し前に、マグネットハンマーで釘打の練習は指導しています。
張装に配属されて、まだ半年ちょっと、以前は組み立てを5~6年していました。
せっかく新しい仕事にとりかかれるのなら、道具を新しく揃えよう!と思い 道具を自分で揃えたのですが、半澤さんに「・・・それ畳張用の道具だよ」と。
始まりはそんな感じでしたが、今は半澤さんはじめ、諸先輩方にいろいろ教わりながらがんばっています。ただ、色々教わるといっても、椅子の張り方のはっきりした図面があるわけではないので、先輩方のやり方を見て触って、あとは自分の感覚で覚えていくいようにしています。
山城屋 剛
山城屋 剛
H18年入社

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塗装

平塚 等
平塚 等
S46年入社
塗料の調合は、お料理のレシピのような決まった分量などはなく、全て自分の経験と感覚によるものです。
技術や経験は最初は0なのがあたりまえで、若い後輩たちに必要なのは「仕事への意欲」と「見て盗んで自分のものにするという貪欲さ」だと思っています。
その点、塗装の後輩たちはまじめすぎるくらいに取り組んでいるので少し、肩の力を抜いて全体をみれるように指導しています。
平塚さんからは、「仕事の良し悪しは段取りで決まる」と、教えられています。
あと、「職人は手をうごかしてこそ!」と。手をうごかしていれば むしろコミュニケーションをとりながら仕事をすることをよしとしてくれています。
逆に黙々と根を詰めてその1箇所だけに集中しすぎると、全体の仕上がりがみえなくなり最終的にあまりよくない出来になりかねないと、一息つくことも大事だと教えてくれます。
池田 創一郎
池田 創一郎
H9年入社

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bamboo chaire

バンブーチェア1 シンプルで美しい曲線が魅了するバンブーチェア。
竹の弾性を利用してカンチレバー型(片持ち構造)にしたこの椅子は、1937年(昭和12年)に三越家具設計室に在籍していた城所右文次氏によりデザインされ、当時、三越の新設計室内装飾展に出品された椅子です。
歴史に残るこの椅子を三越加工部100周年記念商品として再制作を企画。山口・萩の竹を使用し、今までにない独自の曲面成型加工技術に基づいてモダンでデザイン性の高い竹製家具を製作している工場の協力を得て、
(株)三越伊勢丹プロパティ・デザインが現代に甦らせました。
時を超えて輝く、美しい竹の曲線美、日本の家具作りをお楽しみいただけます。
バンブーチェア2 城所右文次氏

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salon set

大正文化が花開いた時代、洋風文化は猛スピードで一般市民の間まで浸透していき、時代を代表する文化人たちは、ハイカラな西洋家具+和テイストをとり入れた独特の和洋家具を好んで誂えました。

サロンセットは昭和2年に作図された美しい水彩画図面をもとに復刻しました。
「洋風のハイカラな香り」と「和の用」をとりいれた和洋折衷の完成度の高い家具です。

サロンセット サロンセット

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cabinet

キャビネット1 キャビネット2 キャビネット3 サロンセットと同じく昭和2年の水彩画図面をもとに復刻した洋風飾棚、当時の推定販売価格で250円(現在の200万相当)と、非常に高価な飾棚です。
しかし、全て職人の手仕事による精度の高い仕事、あらゆる箇所に細かいしかけをほどこした作品は、それだけの価値を納得させるものに仕上がっています。

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